たましいによろしく。

suzukiatsushi2009-09-07


OTODAMA09音泉魂無事終了。


相も変わらず熱くて緩くて心意気のある祭。


演者の皆様が心から清水音泉を愛していて、気合いが入っている事が伝わる。


今年は微力ながらお手伝いを…といっても先週のブースお手伝い同様、賑やかしにしか過ぎないんですが、お手伝いをして参る。


やはりお手伝いをした事で改めて見える祭を作る事の大変さ…凄みを感じた。

心底楽しんでる作り手がいるから、心底楽しんでる演者がいて、心底楽しんでる観客がいる、そんな当たり前の事が身に染みる。


RGさんガリクソンくんの楽しい雰囲気作り、アホなことをしたいという音泉魂のコンセプトを具現化したようなオープニング企画。


肝心のLIVEだが、SUZUDAMAに来て頂く我らがLIVECHAMP SCOOBIE DOは文句なしに灼熱の大浴場ステージを盛り上げる。


小道具、あれはもう大道具か…まるでドリフを彷彿、そして全身全霊なステージンク…かっこよすぎる。


ピーズ、トモフスキー両双子先輩の脱力安定感、ビークルのサービス精神旺盛さ、渋谷系の底力をポップに見せ付けたカジくん、ユニコーン筋少という揺るぎない鉄壁ラスボス2組。

そんなラスボス2組を前にアラサーの火事場の糞力を見せ付けてくれたポリシックス…、機長とキャビンアテンドという飛行機ルックで充分すぎりほど温めて…いや沸騰させてくれた。


露天風呂ステージトリのフラワーカンパニーズ、個人的に思い入れの強いバンド…だって学生時代から聴いてんだし。


デビュー20周年40歳で、基本はデビューしたばかりのバンドが選ばれるラジオのヘヴィーローテンションに!…それも5年前の曲が…。


露天風呂ステージは溢れ帰っていた、少し離れた通路にも人がたくさんいた。


おじさんたちのソウル溢れる歌は、みんなの心を鷲掴みにした。


進化するアラフォー、恐ろしいよ。


後、この祭で忘れてならないのがSetYouFreeテントとLiveHouseテント…Liveを大切にするイベントとLiveを日々行なう箱への愛が感じられる。


今年は定着してきたのが、常に人に溢れていた。


本当にシンプルなテントだし、会場全体だってだだっ広い自然公園じゃないのだから広さだって限られている。


そこを目一杯に使って、音を届けようとする祭。


LiveHouseテントトップバッターのワッツーシゾンビは、この日がALBUM発売日なこともあり、気合いが入りまくり、いつも以上の爆音に感じた。


ラストは可能な限りドラムを移動させ、ギターふたりも可能な限り暴れ回る…いやもう不可能な域に達していたかも、とにかく伝えてやる!という気概が嬉しかった。


SetYouFreeテントのトリはワタナベイビーさん。


夜空の下、この人の声を聴くと全てがリセットされ涙が溢れてきた。


フラカン圭介さんカジくんを迎えて、「雨上がりの夜空に」…みんな大合唱、嬉しかった、本当に嬉しかった。


LiveHouseテントは梅田シャングリラ店長のシングルマンが、清志郎さんのみのDJで締めていく。


気が付いたら、朝10時半から遊びにきていたオカン玲子が清志郎さん完全復活祭時に配られた手拭いを天高く掲げて、踊りまくっている、何してんだ62歳!


手拭い奪い取りシングルマンにそれを見せ、観客に向かって手拭いを見せる僕。

みんなが湧く、あー本当にみんな清志郎さんを好きなんだな。


こうして、祭は終わった。

スタッフとお手伝いチームに配られ1日着ていたスタッフお手伝いTシャツの後ろには、湯仲間と書かれている。


大好きな清水音泉の湯仲間になれたなんて本当にたまらなく嬉しいし、絶対に鈴木魂も楽しい祭にしなくては。


この親分、この番台のために、この組、この音泉のために死力を尽くしたいと思うミュージシャンたちの熱い思いが改めて改めて、より深く濃いく体感できた1日。


そして、そんな熱い思いは確実に1万人の観客の皆様にも伝わる。


そうそう、張り切って泉大津フェニックスを1日走りまくっていたため、右膝が夜から痛くて動かなくなった。


朝、右足を引きずりながら帰り、昼起きたらオカン玲子が深夜高速カバーALBUMをかけながらツイストを踊っていた…バケモンか!


当日1万人に配られた音泉魂パンフレットには、鈴木魂告知が掲載され玲子写真も何故か載っていた…バケモンか!


まぁ62歳もはしゃけだエンジョーイ!な祭だったんだな。


いやー、本当にお後がよろしいようで。