音楽を鳴らすように。
連休って何が怖いかって素直に休んじゃうと原稿が溜まるってこと…、当たり前か!
毎日お出かけした連休をザザッと振り返る。
土曜はワッツーシゾンビ新年会。
ワッツ3人に、サポーター3人に私。
90年代アラウンド30な私たち、宇宙レベルでがんばるぞ!、それファンタジーだ!などと意味不明な言葉で盛り上がりカレー鍋をエビスと高級お酒で一気に流し込みゲップでみんなセイハロー。
最後は駄目だし会に突入して、何故か僕も怒られてしまったり。
それにしても会場となった寺田町は、何かたくさんあるのに、何もないように感じてしまう不思議な下町で初めて行ったにも関わらず感傷的になってしまった。
お土産に資料として15、16年前のロッキングオンジャパンで持ってないヤツをたくさん頂きご満悦。
日曜は朝からOPP(お腹ピーピー)&IPP(胃ピリピリ)で少し遅刻して謹賀魂ケータリングでもお馴染み本町AKKAの餅つき大会、その名も餅魂に。
日本酒でおでんをちびちびやりながら、餅つきまで行なえ、すぐに食べれて、お土産までもらえちゃうラッキーパーティー。
もちろん僕はへっぴり腰で挑戦。
慌てて、いざ京都・磔磔へ。
SCOOBIE DO「Funk-a-lismo! 磔磔2DAYS SPECIAL!」初日。
95年から04年のナンバーをやる本日、初めて聴く和モノR&B盛りだくさん、最後は夕焼けのメロディーで浄化されたりして、やっぱ、この人たちスゲエな、大好きだわと改めて思う。
未発表曲「わがままなあの娘」がとってもソウルフル。
スクービーの世界観って、夕焼けや海が見えて非常にロマンチックで、で、女の子とのどうしようもない恋が会ったりして、何だかメランコリックなのだ。
ゆったり感想は後ほど書くとしよか。
その日は翌日の打ち上げにも備え、珍しく終わってすぐ帰る。
帰ってからのビールの美味しい事、美味しい事。
アイス肴にビールをグイグイグイ頂く。
あんなに不調だった心身がすっかりSCOOBIEパワーで回復。
一気に絶好調。
そして、SCOOBIE DO「Funk-a-lismo! 磔磔2DAYS SPECIAL!」2日目。
シャワーを浴びて阪急そばをキメて、いざ磔磔。
いざ現地へ向かうとお馴染みプラスワンモアな知り合い皆様が集結されていて、「ありゃ〜」なんて言いながら楽しく踊る。
突然オカン玲子も来場して、驚く。
この日は2004年から2009年のナンバー。
凄く好きでライブで聴きたかった"おんなら"こと「音楽を鳴らすように」が聴けてお得な気分に。
NEWSに提供した「疾走FRIDAY NIGHT」もすっげえシンプルでかっこE!
前日とはまた違う衝動で突っ走る音楽たちに、全て嫌な事を忘れて踊り狂う。
シュウさんの「オレらを好きでいてくれるオマエらに恥をかかせないように、2010年もロックンロールをやり続けるぜ!」という最後の言葉に目頭が熱くなる。
やっぱ、この人たちは本気だ。
これしかないからこれを死ぬ気でやるという腹の括り方が尋常じゃない。
だから、応援する側も死ぬ気で応援したくなる。
今年はもっともっとSCOOBIEは広がるし伝わると確信できた夜。
音楽が好きな人は本当もっともっと現場に来て欲しいし、ハートで感じて欲しいなと切に思う。
流行ってるみたいだからコレ!なんていう中途半端な齧り方ほど、楽で美味しいモノはない。
けど、やっぱ、それってばっさダサいよな〜と強く強く思う。
玲子、カメラマン、ワッツーシじゅげむくんと木屋町で軽く呑み、ひとり打ち上げ五条大宮へ向かう。
鈴木魂妄想話などしながら、男湯先輩らと木屋町バーへ。
自分らの好きなカルチャーがアクセサリー感覚でモテる要素、かっこいい要素でまだまだ無断使用されている事に愕然としながらも、そんなの昔から変わらないし、多分一生そういう事に怒り続けて走っていくんだろうななどと思う。
好きなモノには責任を持って一生応援していかないとね、そうじゃないと筋が通んねぇよ、軸がブレちゃうよって心底考えたりして。
「いつだって今が全盛期!」なんていうシュウさんの言葉を思い出しちまう。
な〜んて、かっこつけて話をしていても、結局は私たちモテないね話になる虚しい三十路たち。
それは置いといてと。
ますます心意気を持って誠実に魂込めて熱くぶちかましていかないと世の中はいい加減で浅い感じで終わってしまうぞ!ばんがるぞ!と新たな思いを胸に、最後はラーメンで終了。
ひとり京都の街を始発まで彷徨いながら、始発で帰宅。
朝起きると、髭が臭かった。
とてつもなく臭かった。
ロックンロール!
…、ゴホン…、お後がよろしくないようで。