ライブは現場で鳴っている。
開場中あふりらんぽの写真が思い出アルバムのように、スクリーンに写されていく。
僕が出逢った当時の6年前の写真なんかを観ていると、凄く歴史を感じる。
谷町の野原で撮影した僕のラストインタビュー時の写真がスクリーンに写し出された時は目頭が熱くなった。
ライブは感傷的になる暇が一切ないポジティブなもの、ふたり自らが解散を笑い飛ばす、そして僕らを安心させるかのように仲の良さと前向きな姿勢を強調してくれる。
解散発表してからの仕組まれた温い解散ツアーでもなく、解散発表したからツアーキャンセルでもない、真っ当なライブ。
考えてみればあふりらんぽはやりたいことしかやらなかったんだなって、健全だなって。
やりたいって思い付いたからライブ中に梅干しつけるし、息子は喋るし、で、何よりも嬉しかったのは驚くくらいにロックンロールバンドになっていた。
解散ライブってのもあり今流行りのユーストリーム中継がされていた、観たくても観れない関西以外の人、関西にいても何かしらの用事でライブに来れない人のためには最善であったように思う。
ただライブ行かなくてもユーストリームをこれから観たらいいやなんて絶対思ってほしくないし、ユーストリームでライブを観たことでライブ現場の楽しさを知って次は必ずライブ現場へ行こうと思ってほしい。
ライブは現場で起きているんだから…そんなことを最後のふたりのダイブを観てて思った。
ユーストリームじゃ、ダイブは受け止めれないですからね。
ハッピーな三時間半。
お熱いのが好き…来たらわかるから!ってなとこでしょうか。
オニちゃんピカちゃん解散おめでとう!と、僕は悶々としないで送り出しますね。
また、いつでも逢えるよねライブハウス行けばね。
本当にありがとう。
余韻に浸りながら、大雨の中、いちまるでおでんを食べてる時に携帯が浸水で使用不可能な事に気付いた…今は代替機です。
昨夜から今日昼までに電話メールをしてくださった方は確認できてません、すみません!、お急ぎなら再度頂けると幸いです、すみません!
いつもなら気にしすぎる事だが、あふりらんぽを観た後は天真爛漫力をもらえてるため笑い飛ばせる。
いつだって音は僕らを楽にしてくれる。
お後がよろしいようで。