夏の日の午後。
いつ以来だ、2日連続の更新なんて…、鈴木魂までは爆裂に進んでいかなアカンさかい、ブログだってぶっ放したいものだ。
ツィッターで「中々、更新してないのも好いです!」なんて温かい素敵な言葉を頂いたが…、よく考えたら更新しまくりで当たり前のブログで更新していない事を褒めて頂くのも変な話だ…、てな訳でとりあえず今日もぶちかまします。
うんうん、いつもの事なんだが、だらだら書き連ねるの、私の癖ですよね…、大体、僕の文章なんてお手本がいつもあって、それは敢えてやっていたり、無意識にやっていたり、やっぱり自分の好きな人たちの文章の記し方をサンプリングしているんですよね…、いやオマージュ?…、いやパクリ?
そろそろ戯言は辞めましょう。
えっと今日は奈良美智さんのお話。
大学生の時から彼の作品が好きで、何て言うんだろう、無垢なんだけど、どこか悪そうで…、おさまりの良くない感じ、でも透き通った女の子を描く絵や作品が好きだった。
ちょうど大学4年生の99年、NHK「トップランナー」にゲストで奈良さんが出演された。
VTRで彼の作業場が紹介され、創作している姿が映し出された。
爆音で音楽が鳴らされている作業場…、その音楽はイースタンユースだった…、鳥肌が立ったのを覚えている。
そして、確か最後、創作意欲のきっかけを聞かれた奈良さんは青森出身らしく朴訥な言葉で…、「怒り」と答えた。
それがたまらなく、かっこよかったのを覚えている。
ただただ、パンキッシュだった…。
そんな奈良さんが描く女の子が表紙の町田康「ゴランノスポン」に夏の日の午後に出逢い、一目惚れして、すぐさま購入。
昔から町田さんの本も読んでいるが、改めて思った…この書き連ねながらも美しい文章…、中々惚れ惚れして読み進まない文章なんて、そうないものだよね。
素晴らしすぎる…、時間が止まってしまう…。
とにかくね、僕は今、「ゴランノスポン」に夢中なのです。
おあとがよろしいようで。